熱交ドリル

種類・構造

バロメトリックコンデンサー

【概要】

通常真空状態で蒸気や凝縮性ガスなどを凝縮、空気や非凝縮ガスを冷却する際に使用されています。冷却水とガスが直接接触することで凝縮・冷却を行うため冷却水側に凝縮液が混入します。

【構造】

胴体の中に冷却水を噴霧するための入口と、蒸気・凝縮性ガスの入口を設け、胴体最下部に凝縮液の混ざった冷却水の排出口を設けます。排出された冷却水は回収されることなく、排水として処理されます。

液柱式コンデンサー

内部に多数の孔をもつ棚板を設け、冷却水と蒸気の接触面積を大きくしています。

液膜式コンデンサー

液柱式と同様に構造ですが、棚板間で液膜を形成し、この液膜で蒸気を凝縮させます。

バロメトリックコンデンサー

  • 液柱式コンデンサー
  • 液膜式コンデンサー