製品/用途

ビール

プロセス概要
ビール製造工程中の麦汁加温や冷却のみならず、煮沸釜から出るベーパーの熱回収、CIP設備、排水設備にも様々なタイプの日阪の熱交換器が使用されており、省エネルギー化に貢献しています。

仕込

麦芽に水分を加え、液中のでんぷん質を糖化させます。
仕込釜の蒸気中に含まれる微小な原料を取り除くスクラバーの循環水冷却器として使用されています。

煮沸

麦汁にホップを加えて煮沸し、雑味成分を飛ばし、ビール独特の香りと苦みをつけます。
煮沸釜の蒸気の熱回収に日阪の熱交換器を利用することで麦汁を予熱できます。

煮沸

煮沸釜から排出される蒸気を熱回収することで大きなエネルギー効果が期待できます。コンデンサー用途として日阪の熱交換器が活躍しています。

麦汁冷却

発酵温度の5℃まで麦汁を冷却し、発酵タンクへ送ります。

貯蔵タンク

発酵タンクで出来上がった若ビールを貯蔵タンクで1~2ヵ月間低温で熟成させます。

パッケージング

熟成の終わったビールを缶や樽に充填させた後、出荷します。
低温充填時には容器が結露するため、温水を使用して製品を適温まで昇温します。

廃酵母

麦汁を抽出した後の廃ビール酵母は乾燥させて飼料などに加工されます。
酵母乾燥機前の予熱器などとして日阪の熱交換器が使用されてます。

VRC方式

ベーパーコンプレッサーが稼働するまで、日阪の熱交換器で煮沸釜からの蒸気を凝縮させます。
また、熱源として使用した圧縮スチームのドレンの熱回収にも日阪の熱交換器が活躍しています。