製品/用途

製鉄

プロセス概要
鉄鋼生産における各種工程では、多くの冷却用途が存在します。高炉の冷却をはじめ、その多くに日阪の熱交換器が使用されています。

製銑工程

鉄鉱石・石炭などから「焼結」・「コークス」・「高炉」の3工程を経て銑鉄を取り出す工程です。高炉の工程では、日阪の大型熱交換器が炉体の冷却器として大きな役割を担っています。

製鋼工程

銑鉄から残留している不純物を取り除き、鋼の化学成分の調整をする工程です。タンデッシュのロール冷却をはじめ様々な用途で日阪の熱交換器が使用されています。

転炉
連続鋳造設備

圧延工程

圧延工程では、圧延機で帯状に連続で長く圧延し、コイル状に巻き取ります。タンデムの油圧作動油冷却をはじめ各冷却工程で日阪の熱交換器が使用されています。

圧延(熱・冷)
電気洗浄

メッキ工程

鋼板の耐食性を改善するため、表面にメッキ処理を行う工程です。亜鉛・錫・クロム・ニッケルメッキラインに日阪の熱交換器が使用されています。

COG

石炭を蒸し焼きにするコークス炉からは、COG(Coke Oven Gas)が得られます。
COGは燃料として再利用されますが、ガス中には硫黄やアンモニア、軽油などの
有効成分が不純物として含まれています。
これらの有効成分を回収するために数多くの精製工程が必要です。