開発試験室では、殺菌・滅菌をはじめ各種試験機を常設し、
実証試験やサンプルづくりを通して
お客様の新製品開発・新製造設備計画を強力にサポートいたします。
製品滅菌
- 輸液バッグ、輸液ボトル
- 輸液製剤、注射剤、経腸栄養剤が充填・密封されています。バッグやボトルは軟包材で変形しやすく、点滴時の排液性確保のため変形のない製品が要求されます。
最適なトレー形状や構造、圧力制御を組み合わせることで、優れた排液性を有する製品を実現します。
- キット製品、シリンジ
- プレフィルドシリンジ、バレル、採血キット、血液バッグは、滅菌から除水・乾燥までを滅菌機内で行います。
これは、次工程で粉末製剤の充填をするためであったり、コンタミ防止が主な目的です。
実際には、スプレー滅菌や蒸気滅菌後に水滴を除去し、温風乾燥を行います。
試験を通じて、最適な滅菌・乾燥条件を追及します。
液体滅菌
- 培地、ドリンク製剤、エキスなど
- 液の特性(コゲつきやすさ・固形物含有・高粘度)やご要望に合わせた設備選定のため、プレート式、チューブ式、スピンジェクション式から最適な加熱方式を提案いたします。
濃縮
- 医薬品原料、生薬エキスなど
- プレート式、フラッシュ式、グローバル式のラインナップから、液の特性や目的に応じた濃縮処理を行う最適な濃縮方式を、実際にテストを実施してご確認いただけます。
乾燥
- 生薬エキスなど
- 噴霧乾燥では処理が困難な高粘度液も、低温で乾燥させ、溶解性の高い乾燥製品を連続的に短時間で得られる真空ベルト乾燥機による乾燥テストが可能です。